電子機器と水滴

様々な製品に撥水加工を行うメリットとその効果について

水が天敵の革製品も撥水加工でメンテナンスが簡単に

工場

靴や鞄などの革製品は見た目にも高級感がありますし、丈夫で使い込むほどに味わいが増すので長く愛用することが出来ます。しかし、そんな革製品にとっての天敵とも言えるのが水です。雨に濡れたり、飲み物をこぼしたりして革製品に水がつくとその部分だけ染みになったり、色が落ちてしまったりします。さらに革は水を吸うと柔らかくなり、乾燥すると今度は硬くなるので型崩れを起こす原因ともなります。こうしたトラブルを最小限に抑えるために、蝋引きやオイル加工といった対策が伝統的に行われています。最近では革製品の表面に撥水加工を施すというのが主流になってきています。撥水というのは水を弾く性質の事で、水がついても生地に浸透する前に玉のように転がって落ちていき濡れる事がありません。衣服用の撥水コーティングとしては主にシリコン系とフッ素系の2種類が使われています。革製品については、シリコン系だと生地を傷めやすいので、フッ素コーティングが好ましいとされています。撥水は防水と異なり水の浸入を完全にシャットアウトするわけではなく、水蒸気は通してくれるので革靴などの通気性も確保してくれるメリットもあります。蒸れると臭いの原因になったり、カビが生えてしまったりしますが、撥水加工する事で良いコンディションを長く維持できます。それに水だけでなく、泥なども弾いてくれるので汚れも付きにくくなってメンテナンスも楽になります。

Article List